Jhumpa Lahiri
おはようございます。
ワーホリニートのChamaoです。
今日のお題は
ジュンパ・ラヒリさんとの出会い。
私がこの作家さんの本に出会ったのは、学校の休み時間友達のおしゃべりを無視して本に夢中になっていた学生の時です。
(本ばかり読んでる暗いやつではなく、友達のおしゃべりを無視するという失礼さ...昔の友達に会うと責められます。すみませんでした。)
当時本のジャケ買いにハマっていた私は邦人作家、外国人作家関係なく買いあさっていました。当然はずれもしばしばありましたが、自分の好きなデザインのカバーを選ぶと不思議といい本に巡り会えたりするものです。自分の本棚がかわいいカバーの本で埋まっていくのも好きでした。
といって、実はジュンパ・ラヒリさんの本はジャケ買いではありません。笑
皆様、「大停電の夜に」という映画を覚えていますでしょうか?
2005年公開、豊川悦司さん他 出演のニューヨーク大停電をもとに作られたオムニバス映画。クリスマス前にちょっとほっこりする映画だったかと思います。話していたら見たくなるやつ。今日見ようかな...ジャズがBGMにかかっている邦画にめっぽう弱いです。「東京タワー」もその一つですね。そこからノラジョーンズが好きになったのはまた次の機会で。
ずいぶん話があっちこっちに飛びましたが、その「大停電の夜に」と間違えて手に取ったのが「停電の夜に」。
まぁ、学生の時分使えるのは親のお金で、(親も本が大好きで、私が本を買いたいといえばすぐ買ってもらえました。)さして興味のなかった映画の題名を あ、聞いたことある! と間違えにも気づかず、さっさと親にせがんでしまいました。
「停電の夜に」は
・停電の夜に
・ピルザダさんが食事に来たころ
・病気の通訳
他
全9編からなる短編集です。
短編集があまり好きではなかったうえに、間違って買ってしまったというやるせなさ...それでも読んでみた結果。理解できませんでした。
しかし、月日が経ち読み返してみると...面白かった!
まだ小さい世界に属していたあの頃わからなかったものが、少しだけ大人の世界がわかるようになってきたとき読み返してみると、素晴らしい本は沢山あるものです。
ジュンパ・ラヒリさんはベンガル人の両親のもと、ロンドンで生まれ、アメリカで育ったようです。
今でこそ移民の文化は理解されつつありますが、当時のアメリカでは孤独や差別もあったでしょう。特に言語の壁は大きいものです。
彼女の作品は彼女の育ってきた環境を舞台に書かれていることがよくわかります。
そんな彼女の作品と2度目の出会いは、なんと2週間前。バンクーバーのダウンタウンにある古本屋さんでした。
The paper hound bookshop
W pender st にあるのですが、なにやらこの通りは素敵なセカンドハンドのお店が並んでおりました。
古本屋さんで本を選んでいる時間は、 本当に自分がしたいことをしている! と感じさせてくれる時間です。
夢中になって探している時に目に入ってきたのが、
「The Namesake」 Jhumpa Lahiri
もう運命としかいえません。
すぐさま手に取り、大事に抱えながらまた本選びに戻りましたが、結局購入したのはこの一冊のみでした。
まだ英語読みに慣れていないせいもあり、読み終えてはいませんが、大切に読んでいこうと思います。
Bill Evansでも聴きながら...
自己紹介
徒然なるままに...
中学生の国語の授業だったかな、この一節の意味を知ったのは。
”することもなく手持ち無沙汰なのにまかせて...”
吉田兼好は ”一日中、硯に向かって、心の中に浮かんでは消えていくとりとめもないことを、あてもなく書き付けていると、異常なほど、狂ったような気持ちに” なったらしい。
初めまして。Chamaoです。徒然草を知ったその時分にChamaoと名づけられました。
特に古文オタクなどではないのですが、自分の人生を例えてみればなんと徒然なるものか...
徒然ないままに行き着いたのはカナダ、バンクーバーです。
18で親元を離れ、25で日本を離れました。
出身:栃木県、佐野市
大学:広報メディア学科
就職:○○急便
渡豪:メルボルン *バリスタ *Diploma of horticultureを取得(植物学的な)
渡加:バンクーバー *何者でもない
趣味は本を漁ることです。
よく買ったことに満足して読まないことがあります。(でも最近は英語の本に慣れてきたので読もうとしています。)
が、村上春樹さんの作品はとても好きで、読み返すこともしばしば。
植物関係の本はデザインとかで買っちゃいます。
嫌いなことは
不満、愚痴、軽蔑、争いごと
まぁ普通のことですが、日本を離れてみるといろんな方がいて、当たり前のことが当たり前でなくなってくるんですね。。。
そんなこんなではありますが、
未だ何者でもない私が目指すのは、私が生きてきた道を無駄にせず、有効活用し...カフェを開くこと。
今まで自信がなくて、逃げ腰だったことに真剣に向き合って、
徒然なるままに...ならないでいこうと思います。
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